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GD.WALKER®シリーズが
リニューアル
SUKU² INTERVIEW
成長期の子どもたちの足をサポート

#KIDS 2023.10.20

長年愛されているGD.WALKER®シリーズが15年ぶりにリニューアル。
どう変わった?

足首を支えるハイカット、さらに2本ベルトで足首と甲をしっかりホールドしてくれるGD.WALKER®シリーズ。足首をきちんと支えてくれるから、歩行が不安定なお子様をもつ保護者から支持され、長年愛されているシリーズです。今回、GD.WALKER®シリーズが新たにリニューアルを実施。何が変わったのか、どのように履いてほしいのか、改良に込めた思いを企画チームの横田侑子が語ります。

「ずっと履き続けたい」その声に応えたかった。

GD.WALKER®シリーズは大切な成長期にある子どもたちの足首をサポートすることができるシューズです。サポートがしっかりできるだけでなく、オープンベロ構造で履き口が大きく開くから脱ぎ履きがしやすく、必要に応じて中敷の入れ替えなども簡単にすることができます。成長過程の子どもたちにとって足をしっかり動かして、筋力をつけることはとても大事なこと。GD.WALKER®シリーズは、多くの子どもたちにも喜んでもらえる一足だと思っています。特に、歩行に不安を抱える子どもたちからGD.WALKER®シリーズを履くことで、自由に歩ける、走れる、遊べると感じてもらえていることはとてもうれしく思います。GD.WALKER®シリーズの前モデルが登場してから15年ほど経ちますが、「このシリーズをずっと履き続けたい」という声が多く寄せられていました。その反響を活かしたいと今回のリニューアルは進められたんです。

今回のいちばんのリニューアルは、ジュニアサイズが誕生したことです。これまでGD.WALKER®シリーズはBABY(12.0cm〜14.5cm)とPRESCHOOL(15.0cm〜22.0cm)のサイズ展開しかありませんでした。今回、ローカットデザインのジュニアサイズが登場し、サイズも22.5cm〜25.0cmと履ける年代の幅がグンと広がりました。小さい頃からGD.WALKER®シリーズを履いてくださっていたみなさんに、ぜひ継続して履いていただけるシリーズとなることを願っています。BABYとPRESCHOOLは足首のサポートを重視したハイカットのデザインですが、小学校の高学年やそれ以上の年齢になると足の筋力もしっかりとついてきます。そのため、より動きやすく歩きやすいローカットのモデルをあえて採用しています。それでも面ファスナー付きの2本ベルトでしっかりホールドしているので足に合わせた安定感は十分にあって、多くの子の足にフィットしてくれると思います。ベルトは折り返しタイプなので、足の形に合わせてフィッティングすることができます。ベロ部分が大きく開く構造なので、必要に応じて中敷を入れ替えることも可能ですし、脱ぎ履きのしやすさも変わらず履いていただけると思います。ベルトタイプなので、靴ひもが苦手なお子さまにもぜひおすすめしたいですね。カラーもシンプルにホワイトを選びました。学校用や運動用、普段のお出かけまでさまざまなシーンに合わせて履いていただけると思います。

また、今回のリニューアルで前シリーズに使用している人工皮革の素材を一新しました。以前はパールっぽい光沢感のある素材を使用していましたがリニューアル後は光沢を抑えたマットな質感のあるシックなものに。これもお客様の声を反映して、さまざまなスタイルに合うシューズにしたいと選んだものです。さらに、PRESCHOOLには、ブラックとホワイトの2色に加えてやわらかなニュアンスのあるスモークグレーも登場しました。ベルト部分やソールにミントカラーを配してトレンド感もあります。こちらは、性別を選ばず、コーディネートの幅を広げてもらえる一足になっているのではないかと思います。ブラックやホワイトも普段使いやカジュアルな装いだけでなく、冠婚葬祭などのフォーマルな場にもお使いいただけると思います。とてもシンプルなカラー展開ですが、シンプルだからこそ、さまざまなシーンに対応できるシューズになっていると思います。

実感をもってすすめたい、足を育てる靴の大切さ。

私も、二人の子どもをもつ母です。長男は今、小学校5年生、次男は小学校1年生です。歩き始めのころからSUKU²のシューズを履いていて、個人的に自慢に思っていることは、二人とも土踏まずの形成がすごくいいこと。足の形は、しっかり足のゆびを動かして、歩いて育てていかないと作れないものなんです。それを我が子の成長で本当に実感しました。いい足を育てるためには、裸足のような感覚で歩ける靴がいつもそばにあることが大事なんです。
GD.WALKER®シリーズをはじめ、SUKU²のシューズはまさにこの裸足のように動き回れる靴がコンセプト。いい足を育てることは、子どもたちの将来の可能性を広げてくれます。スポーツがやりたい、体を動かすことがしたい、そう思ったときにより高いパフォーマンスを発揮できる体を、足を作ってあげる。そのためには、小さい頃からの足の発育を大切にしてあげてほしい。いろんな個性をもつ子どもたちがいて、それぞれの子どもたちに必要な靴を作り、届ける。私たちができることは、それだけだな、といつも感じています。どのような状況にある子どもたちも、分け隔てなく、身体を動かして、楽しい時間、いい思い出を作ってほしい。GD.WALKER®シリーズと一緒にそれを作ってもらえたら、とてもうれしいことだなと思っています。

PROFILE

横田侑子
ウォーキング統括部ウォーキング企画開発部ウォーキング企画チーム所属。
アシックスに2005年入社。レディスのウォーキングシューズ、革靴などの企画開発を経て2022年より〈SUKU²〉にて子ども靴の商品企画を担当、現在に至る。
Photo : Sonoko Senuma
Interview & Text : Kana Umehara