廣瀬俊朗さんが語る「RUNWALK ORPHE」<br>仕事もプライベートも充実させてくれる伴走者
廣瀬俊朗さんが語る
スマートシューズの可能性
RUNWALK ORPHE INTERVIEW

#Technology 2023.03.30

廣瀬俊朗さんが語る「RUNWALK ORPHE」
仕事もプライベートも充実させてくれる伴走者

履きやすさと上質なデザインを両立するビジネスシューズ「RUNWALK」シリーズから、履く人のココロとカラダを見える化するスマートシューズ「RUNWALK ORPHE(ランウォーク オルフェ)」がいよいよ発売されます。今回は長年RUNWALKを愛用しているという元ラグビー日本代表で株式会社HiRAKUの代表取締役の廣瀬俊朗さんに、RUNWALK ORPHEの気になる履き心地やアプリの使い勝手などを伺いました。

歩くという何気ない行動から自分を知る

――長年RUNWALKを愛用されていますが、廣瀬さんが革靴に求めるものは何なのでしょう?

まずはラクで足への負担が少ないことと、そして履き心地のよさですね。現役のラグビー選手だった頃も、試合前後の移動はスーツに革靴と決まっていました。当然、試合前に足に負担をかけたくはないし、試合後もただでさえ疲れているのに、また足に負担がかかる靴なんて履きたくないですから。そうした機能面のこだわりがベースにあって、そこにカッコよさも加わればなおよしという感じです。ビジネスマンとして世界中を飛び回るようになった今もそれは変わりません。

――そんなRUNWALKがスマートシューズとして登場すると聞いたときは、どんな印象をもちましたか?

僕は現役時代に、練習やトレーニングでの自分の動きをデータとして収集・分析することが、試合でのパフォーマンス向上に繋がったと身をもって実感しているんです。だから歩くという日常の動作を通じて、自分の身体のコンディションやメンタルを知ることができたらよいのにと以前から思っていました。いつも履いているRUNWALKがそれを実現すると聞いてワクワクしましたね。

――廣瀬さんがRUNWALK ORPHEを初めて履いたときの印象を教えてください。

センサーを内蔵したスマートシューズということで、履き心地に違和感があるかなと思っていたんですが、そんなことはまったくありませんでした。ソールに収められたセンサー(ORPHE CORE 3.0)は片足で20gほどと軽くて、まったく気になりません。元々履いていたRUNWALK同様、ラクで履きやすいという特徴はそのままでしたね。先日、これを履いて雪の積もった新潟へ出張に行ったんですが、普通の革靴だと不安定になるところも快適に歩けました。作りも丈夫だし、ソールには溝が入っているので、履いているときの感覚はスニーカーみたいなんです。余計なことに気を使わずに歩ける点もこの靴の魅力だと思います。

――仕事以外のシーンでも履かれることはありますか?

もちろん休日に履くこともありますよ。デザイン的にフォーマルとカジュアルのどちらにも対応してくれるので、これ一足あれば事足りてしまうんですよね。

自分を追い込まず、肯定してあげられる

――アプリ「ASICS ORPHE WALK」を使用してみた感想は?

すごく楽しいし便利ですよ。僕が何気なく歩いている様子を逐一モニタリングしてくれて、歩行速度や歩幅、地面への接地角度などから「とても良い歩行姿勢ですね」とか「もう少し歩幅を広げると、気分が晴れやかになりますよ」というふうにアドバイスしてくれるんです。「歩く速度が少し落ちてきています。身体に疲れが出ていませんか?」といった具体的なコメントをしてくれるときもある。僕たちって、仮に疲れていても気のせいだと思ってそのまま過ごしてしまうこともあるじゃないですか。でもこうしてアプリが客観的に指摘してくれると「無理はしないでおこう」とか「今日はビタミンを多めに摂ろう」というふうに、自分の身体にとってよいアクションをおこしやすくなる気がします。

――RUNWALK ORPHEが、廣瀬さんのライフスタイルにいい影響を与えてくれてそうですね。

そうですね。以前よりも歩く速度や距離を意識するようになったので、身体の健康維持に繋がっていると思います。何よりいいなと思ったのが、寝る前にアプリを見て「今日これだけ歩いたんだ。いい一日だったな」というふうに、自分のことを客観視して肯定できることですね。運動を通じて収集したデータだと、「次はもっと頑張らないといけない」というふうに、つい自分を追い込んでしまいがち。でもRUNWALK ORPHEは歩行という何気ない動きから収集したデータだからか、ありのままの自分を無理なく受け入れてあげられる。これも、心の健康維持という点でとてもメリットがあると思います。

守備範囲の広さがRUNWALK ORPHEの魅力

――仕事のパフォーマンスにもいい影響はありましたか?

たまたまRUNWALK ORPHEを履きはじめたのが、「CAFE STAND BLOSSOM ~KAMAKURA~」(鎌倉市長谷)のオープンに向けて多忙だった時期でした。やるべき作業も多岐にわたりますし、自宅、オフィス、お店と移動の機会も増えたんですが、RUNWALK ORPHEは履いていても常にラクで快適で見た目もよいので、シューズとしての守備範囲の広さを実感できました。僕のビジネスにとって、こうしてカフェをオープンできたのは大きなステップ。「飲む点滴」と呼ばれている甘酒をはじめ、僕自身が各地で見つけてきた植物由来の食材を使ったメニューを揃えたので、すべての人に開かれた、どなたでも楽しめるカフェになっています。うちのお店でコーヒーやスイーツを楽しんでもらって、その流れで鎌倉散策というのもおすすめしたいですね。

――最後に廣瀬さんにとってRUNWALK ORPHEはどんな存在でしょうか?

RUNWALK ORPHEは、履いている人が常に「Comfortable(快適)」でいられる靴だと思います。心地よく履けて、心地よく歩ける。シックなデザインで、フォーマル・カジュアルともに履ける点も魅力のひとつでしょう。そのうえ、何気なく収集された歩行データとアプリによって、よりよい自分でいられるヒントまでもらえる。ひとりで何かをするのは大変ですけど、寄り添ってくれる存在がいると心強い。だからこの靴は僕にとって大切な伴走者でもあるんです。これからもこの伴走者といろいろな場所に赴いて、仕事もプライベートもさらに充実させていきたいです。

(PROFILE)

廣瀬俊朗(ひろせ としあき)
1981年、大阪府生まれ。5歳からラグビーをはじめ、大阪府立北野高校、慶應義塾大学でプレーしたのち、東芝ブレイブルーパスではキャプテンとして日本一を達成。日本代表でもキャプテンを経験し、日本ラグビーフットボール選手会の初代会長に就任するなど、ピッチ内外でリーダーシップを発揮。現在は、株式会社HiRAKUの代表取締役としてスポーツの普及をはじめ、教育や食といった分野でも事業を展開。2月には鎌倉市長谷に「CAFE STAND BLOSSOM ~KAMAKURA~」をオープンした。

(取材協力)
CAFE STAND BLOSSOM ~KAMAKURA~
住所:神奈川県鎌倉市⻑⾕2-13-37
電話:0467-38-8082
営業時間:10:00〜17:00
定休⽇:⽉曜・火曜
https://www.instagram.com/blossom_kamakura/

Photo:Kazuaki Koyama
Edit+Text:Taro Takayama(Harmonics inc.)