スタイリストが提案する<br>2022 AUTUMN & WINTER シーズンコーディネート スタイリストが提案する<br>2022 AUTUMN & WINTER シーズンコーディネート
Autumn & Winter 2022
WALKING STYLE SNAP
#02

#Style 2022.09.20

スタイリストが提案する
2022 AUTUMN & WINTER シーズンコーディネート

いつもと少し違う着こなしがしたい。定番アイテムをもっと上手にコーディネートしたい。
そんなお悩みを持つ方、多いのではないでしょうか。そこで今回は、ASICS WALKINGからリリースされる秋冬アイテムを、数々のファッション誌で活躍するスタイリストが独自の目線でコーディネート。ぜひ今季の着こなしの参考にしてみてください。

Styling_06
Pedala_1212A218 001

【Skirt style】

ラギッドシューズはカジュアルな雰囲気に合うアイテムですが、すべてカジュアルアイテムでまとめてしまうと少し野暮ったい印象も。今回はラベンダーのゆったりしたニットに光沢感のあるスカートを合わせることで、上品さをプラスしました。

【Pants style】

パンツスタイルは定番のデニムを合わせて。デニムはシルエットと丈感のバランスを意識するとこなれた印象に。足首丈のものやハイウエストは簡単にスタイルアップできるのでぜひチャレンジを。今回はニットのロングカーディガンで「 I ライン」のシルエットにしてみました。

Styling_07
Pedala_1212A217 001

【Skirt style】

ラギッドなブーツは素材切り替えのワンピースを合わせると、サラッとこなれ感のある着こなしに。ボリューム感のあるブーツにはフレアシルエットのスカートが好相性。メンズライクなシューズをフェミニンな印象に仕上げてくれます。アイボリーやベージュなどのワントーンで統一するとより都会的な雰囲気になると思います。

【Pants style】

パンツスタイルはワンピースとは対照的にアクティブな着こなしに。ミリタリーテイストのブルゾンにボーダーT、デニムといった定番アイテムを使いながらも、ベージュのカラーデニムを選ぶことで女性的なやわらかさを狙っています。ミリタリーブルゾンとデニムのトーンを合わせるとコーデがうまくまとまりますよ。

Styling_08
Pedala_1212A211 100

【Skirt style】

コートタイプの白スニーカーは色数を絞ったスタイルで。チュニックブラウスやストレートなスカートでシンプルにスタイリングすると、ノーブルで洗練された雰囲気が演出できると思います。今回はほどよくラフなシルエットのトップスを合わせて上品な休日のお散歩スタイルを狙ってみました。

【Pants style】

白スニーカーをジャケット+スラックスに合わせて、大人キレイめなお出かけスタイルに。少し硬い印象になりがちな組み合わせですが、インナーをカットソーに、足元をスニーカーにすることで抜け感を演出できると思います。キレイめなスタイルの外しアイテムとしてスニーカーはおすすめの選択ですね。

Styling_09
Pedala_1212A211 001

【Skirt style】

少し扱いが難しい黒スニーカーは、レザーシューズを合わせる感覚で取り入れるのがコツ。今回はタイトなタートルニットにツヤ感のあるマーメイドスカートを合わせて全体のフォルムを女性らしく演出しました。そこに黒スニーカーで印象を引き締めています。

【Pants style】

コーデュロイ素材のコートワンピースなどのワークテイストを感じるアイテムも黒スニーカーと好相性。まずはキャメルやブラウンといった色で合わせてみるとすんなりスタイリングが決まると思います。注意したいのが光沢感やツヤ感のある素材を選んでしまうと、全体の雰囲気が崩れてしまうことも。マット系のアイテムをおすすめします。

Styling_10
Pedala_1212A195 200

【Skirt style】

キレイめなショートブーツにはデザインの効いたスカートを合わせることで、コンサバになりすぎずエレガントな印象に。トップスにはタイトなニットを合わせることでスカートのデザインを際立たせ、より大人な雰囲気を演出しています。

【Pants style】

ショートブーツとパンツを合わせる際は、クロップド丈のスラックスを選ぶとワンランク上の着こなしになると思います。今回はブーツの深いコーヒーブラウンの色味に合わせてパンツにはディープグリーンをチョイス。ブラウスも同色系を使って統一感があるスタイリッシュな着こなしを目指しました。

PROFILE

スタイリスト:中西 永
大分県生まれ。スタイリストJOE氏のアシスタントを務めたのち、2016年に独立。現在はフリーランスとして、広告・舞台・ファッション誌などジャンルレスにスタイリングを手掛ける。