アシックスウォーキングのインスタグラム(asics_walking)をフォローの上、どのシューズを履きたいかコメントしていただいたかたの中から抽選で5名にéclat limited editionをプレゼントします。
詳細はアシックスウォーキング公式インスタグラムをご覧ください。
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たくさんのご応募ありがとうございました。
「ペダラ ライドウォーク」のソールは、つま先部分がカーブ形状になったガイドソールがコロンと転がるような動きを生み出して、自然と足が前に出るような歩きやすさが。写真のベージュ部分のフラットゾーンが転がりすぎを抑制し、中央の深い溝がスムーズな重心移動をサポートしてくれる。
仕掛け人たちが語る
éclat limited edition 誕生の舞台裏
誕生40周年を迎えた定番ウォーキングシューズ「PEDALA」に、人気女性ファッション誌『éclat(エクラ)』と取り組んだéclat limited edition(全3タイプ)が登場。今回は“洗練ベージュ”をコンセプトにしたというシューズ3種の誕生のストーリーを、éclat編集長の工藤佳子さん、副編集長の助川夏子さんに加え、企画開発部の岩田裕樹、藤原理恵の4名による座談会でお届けします。
1993年、集英社に入社。以降、『MORE』『non-no』など幅広い世代の女性ファッション誌に携わった後、2018年から『éclat』編集部へ。2021年から同誌の編集長を務める。
1999年、集英社に入社。『MORE』『UOMO』の編集、広告部や女性誌企画編集部を経て、2020年から『éclat』編集部に在籍し、現在は副編集長を務める。
1992年、株式会社アシックス入社。20年間の営業職を経て、2013年よりウォーキングシューズの企画業務に携わる。RUNWALK、PEDALAメンズを歴任し、2017年よりPEDALAウイメンズの企画に従事。
2013年、株式会社アシックス入社。ウォーキング開発チーム所属。アシックスウォーキングシューズ開発に従事。現在はPEDALA ウイメンズ担当。
―アシックスとéclatのお付き合いがはじまったのはいつ頃ですか?
岩田:私がウイメンズシューズの担当させていただいた2019年の企画からだと思います。それまでのPEDALAは歴史がある分、良くも悪くも変わらないシューズだったんです。長くご愛用いただいているお客様がいらっしゃる一方で、社内ではPEDALAのイメージを変えようと模索していて、とりわけ40~50代のミドルエイジの方がよりおしゃれに履きこなせるような商品を増やし始めていた時期でした。その頃にご縁があってéclatさんにPEDALAを取り上げていただいたんです。
―手応えはいかがでしたか?
岩田:出来上がった誌面を拝見して「これだ!」と思ったのを覚えています。プロの編集者さん、スタイリストさん、モデルさんたちが作り上げたコーディネートには、私たちがPEDALAでアピールしたかった世界観が見事に表現されていました。
藤原:今回のお取り組みもそうなんですが、éclatさんとのお付き合いを通じて新しい視点や楽しい刺激をたくさんもらえているんです。
工藤:アシックスさんと私たちは、目的が同じなんですよ。読者やユーザーを喜ばせたい、輝かせたい、素敵なライフスタイルを謳歌してもらいたいって。その表現方法が靴という商品を通じての発信なのか、新しいおしゃれを提案するメディアとしての発信なのかという違いだけで。
―お二人にとってPEDALAの第一印象はやはりウォーキングシューズという印象でしたか?
助川:私たちが最初にPEDALAを見たときは、むしろウォーキングシューズという印象はもちませんでした。見た目はおしゃれで、さらに歩くための機能がしっかりついているので、「一粒で二度美味しい靴なんだ! 」というのが私たちの第一印象だったんです。
工藤:実際のところ、PEDALAに対してウォーキングシューズという先入観をもっている方とそうでない方がいると思うんです。もっていない方にとっては、ウォーキングシューズという機能性がメリットに感じられることもあるはず。ウェルネスに意識が向いている今、ただ見た目が良いだけの靴では満足できなくなっていますよね。そういう意味でも、PEDALAのコンセプトや実際のプロダクトに時代が追いついてきたと言えるのではないでしょうか。
助川:自分が求めるおしゃれの方向性にちゃんとハマっていて、 なおかつウォーキングを研究し尽くしているスポーツ用品メーカー のテクノロジーが盛り込まれている。履けば「歩くことってこんなに楽しいんだ」という気づきも得られると思います。
―工藤さんと助川さんも、普段からPEDALAを履かれているそうですね。
助川:ええ。びっくりするほど楽ちんなんですよね。普段から履いていると「その靴はどこの?」ってよく聞かれます。
工藤:ファッションの撮影現場に履いていくと、目の肥えたスタイリストたちにも褒められるんですよね。「しかもこれ、すごく歩きやすいんだよ」って言うと「そうなの」ってさらに驚かれて(笑)。
助川:私たちはじめéclatの読者は足に敏感なので、“ラクに歩ける”というキーワードが刺さるんです。
工藤:「ラクしておしゃれに」というのはお洋服でよく聞く言葉ですが、靴だとより効果が感じられやすいと思います。PEDALAはソールにも工夫がされているので、かかとから地面に着地して、土踏まずを経由してつま先で蹴り出していくという本来の正しい歩き方が実践できるんですよね。
助川:そう、履いていると自然に正しい歩き方をサポートしてくれて健康にもつながる。
工藤:ストーム(靴底の前足部) の厚いスニーカーを履くと、スタイリング全体のバランスは取りやすいんです。でも、歩くときに地面をベタベタ踏みつけるようなフォームになりやすい。要するにおしゃれだけど、所作が美しく見えない。
助川:その点PEDALAはファッションのバランスも整えてくれる上に、歩き方を美しく見せてくれる感覚がありますよね。 所作、歩き方、佇まい。そうした面でもメリットの多いシューズなんです。PEDALAを履くと不思議と背筋が伸びる感じがするんですよ。
岩田:履き心地が良くて足への負担が少ないシューズだと、普段以上に歩いてみようという気持ちになりますよね。それだけで今まで行ったことのなかった場所に自分の足で行けたり、見たことのなかった景色に出会えたりする。おしゃれしながらその人の行動範囲を広げてあげられるのもPEDALAのメリットかなと思います。最近は、長く歩けるということ以上に、一歩一歩の踏み出しが気持ちいいというご意見もよく頂戴します。
―éclat limited editionを企画・開発することになったきっかけを教えてください。
岩田:最初は弊社からのラブコールですね。それまで誌面ではインライン商品を取り上げていただき、そのたびに掲載されるとすぐ売れる「エクラ売れ」が起きていました。そこで次はéclatさんとのお取り組みで新たな靴をお届けできればと考え、この企画を打診させていただきました。お二人の味付けですごく魅力的なPEDALAができたと思います。
―ベージュという色味のセレクトはどのようにして決まったんでしょう?
工藤:すでにPEDALAはオーセンティックなシューズとして認知されています。 そこで今回は、インラインのベーシックな色味に対して、シンプルだけどほんのり華やかさを感じさせる「2足目のPEDALA」として手に取ってもらえる一足にできればと考えました。
助川:お洋服を選んでみて、「今日ちょっと華が足りないかも?」と思ったときにチョイスできる靴というイメージです。その中でベージュを選んだのは、éclatのアイデンティティーである「品」というキーワードを象徴する色だと考えたから。ベージュならシーズン問わずに、まろやかさ、軽やかさ、やわらかさといったものをフレキシブルに足すことができる。とはいえ、ひと言でベージュといっても色味の幅が無数にあるので「難しいオーダーをしちゃったかな」とは思ってました(笑)。
藤原:たしかに私たちもすごく頭を悩ませました。ちょっと黄色みのあるベージュ、赤みのあるベージュ……本当にさまざまで。
助川:材質によってツヤのあるもの、ないものがありますしね。
藤原:デザインの異なる3タイプの中で統一感を出しつつも、それぞれの個性を引き出せるベージュ探しがテーマでした。まずは全体の世界観を明確にしたうえで、「これなら履く方を輝かせられる」と思ったベージュを絞り込みました。最後はその中から「これしかない」という色をéclatさんにセレクトしていただきました。
―開発担当者として藤原さんが一番苦労された点は?
藤原:まずは、éclatさんのアイデンティティーや世界観を壊さないこと。そしてその先にいる読者やユーザーの方に喜んでいただけるよう、先回りして考えるのがたいへんでした。「こんなスタイリングだとかわいいだろうな」とか、この靴がéclatの誌面で映える姿をイメージしながら、私たちなりに試行錯誤させていただきました。
―この機会に、今回お披露目された3足のおすすめのコーディネートや履きこなし方のヒントを教えてください。
助川:La chicはすごくシンプルで合わせやすいデザインですよね。個人的なおすすめとしては、同系色のベージュやアイボリーのパンツと合わせるとクリーンにまとまると思います。色数を絞ったコーディネートにハマりそうだなと。
工藤:上下セットアップのお洋服とかね。全身ベージュで揃えて足元まで? と思うかもしれませんが、ソールの白がいい切れ味を出してくれるんですよ。
助川:濃い茶色のラインが入っているのもポイント。これによって淡い色味のコーディネートでも、白のソールと相まってすごく引き締まると思います。
工藤:SOFT TRADは、トラッドとはいいつつアクティブさを感じさせるデザインですよね。でも今回は光沢のあるベージュを取り入れたことで、マニッシュすぎずほどよく女性的なムードを足せたと思います。この靴はワンピースやボリュームスカートにも合いますし、リネンのようなナチュラル素材なら、足元のツヤがより引き立ちます。一方で黒いパンツと合わせても見た目が重くならず、軽快さが出せると思います。
岩田:SOFT TRADはストッキングやソックスともに相性が良いですしね。
助川:RIDEWALKは一見スニーカー然としているのに、さまざまなファッションをキレイめに仕上げてくれる。ベースが白なので、ダークカラーの服と合わせると靴自体が際立ちますね。また今年流行るであろうボリューム感のあるスカートやワイドパンツと合わせても、新しいバランスが生まれて楽しいと思います。
工藤:RIDEWALKは他のスニーカーと比べるとスポーティーさが抑えられていて、やわらかい印象があります。白とグレージュのニュアンスが入っているので、さまざまなスタイリングに合わせやすい一足なんじゃないかなと。
助川:ええ、すごく上品にしてくれますよね。
工藤:真っ白の潔さもいいんですが、このくすみトーンが上品さとやわらかさを演出しているんです。汚れが目立ちにくいというメリットも感じていただけるかと。
―最後に今回の取り組みを振り返りつつ、éclat limited editionに興味をもってくれたであろう読者のみなさんにメッセージをお願いします。
工藤:私たちとしてもPEDALAの40周年という節目でアシックスさんご一緒できたのはうれしい限りです。éclat limited editionは自信作なので、ひとりでも多くの方に履いていただいて、おしゃれをさらに楽しんでほしいですね。私は「おしゃれは心の筋トレ」だと思っていて、いくつになっても自分らしいおしゃれを追求することで、心も前向きになれる。éclat limited editionがそのきっかけになってくれることを願っています。
岩田:今回éclatさんのお力を借りて、私どもがリーチできなかった層にPEDALAを見つけてもらえる機会ができました。そこをフックに「他にはどんな靴があるのかな」と弊社に関心をもってもらえるとよりありがたいですね。一度履いていただいたら、その快適さにご満足いただけると思いますし、きっと歩くことが楽しくなるはず。éclat limited editionを通じてそうした気づきが提供できればうれしいですね。