#KIDS 2023.03.22

新作シューズ「Disneyコレクション/MONSTERS, INC.」を履いた子供たちが、アートスクール「アートルームルミエール」の先生とお絵かき。“新学期”をテーマに自由に表現!

「習い事を始めたい」「クラスメイトと仲良くなりたい」。新しいことに挑戦し、さまざまな“扉”を開く新学期シーズン。「新しいトビラをノックしよう!」をテーマにした「Disneyコレクション/ MONSTERS, INC.」が登場。右足にプリントされたにっこり笑うマイクと、左足でたくましくポージングするサリーが、子どもたちの新生活に寄り添ってくれるコレクションです。今回は子どもたちが、アートスクール「アートルームルミエール」の先生と一緒にお絵かきにチャレンジ。大きなキャンバスに向かって、“新学期”をテーマに自由に表現してくれました。

自由な発想でアートの“扉”を開く。ルミエール式お絵かきスタート!

今回参加してくれたのは、元気いっぱいの陽菜(はるな)ちゃんと、クールな健人くん。自分たちの身長よりも大きなキャンバスを前に、「今日はこれに絵を描いていいの?」と顔を輝かせています。

もうひとつ二人が興味津々だったのが、初めて足を通した「Disneyコレクション/ MONSTERS, INC.」。つま先部分にプリントされたサリーとマイクや、かかとにあしらわれた「モンスターズ・インク」のロゴに、「お家で映画を見たことある!」とごきげんに。足首のフィット性を高めるキモノフィットタンは、「しゃがむ」「立ち上がる」の動作が多いお絵かき時にもオススメです。

「早くお絵かきしたい!」と待ちきれない陽菜ちゃんと、「なにを描こうかな」とじっくり悩む健人くん。そんな二人に、アートスクール「アートルームルミエール」の望月先生がアドバイスをしてくれました。

「新学期といえば春だよね。春といえば何をイメージするかな?たくさん用意した画材を使って、まずは思いつくものを自由に描いてみようか」

あえて具体的な課題を出さず、生徒が感性の赴くままに表現することで、自発的に考える力を身につけるというのがルミエールのコンセプト。自由な発想で描くことを大事にしているからこそ、画材もクレヨンや油性ペンといった定番のものだけでなく、毛糸やのり、色紙までさまざまです。

「お花」「暖かいお日さま」など、次々にアイディアを浮かべた二人は、思い思いの画材を手に。楽しいお絵かきの始まりです!

太陽、お花、ティアラ……。好きな画材でカラフルに表現

まずキャンバスへ向かったのは、意外にも健人くん。赤いクレヨンを片手に太陽を描き始めました。一方、陽菜ちゃんはハサミやのりを使った作業が好きな様子。毛糸をキャンバスに器用に貼り付けたり、「キラキラが好き!」とビニールテープを折り畳んでお花を作ったりと、さまざまな表現に挑戦しました。

一度手を動かし始めたら手が止まらなくなった二人。健人くんはキャンバスの半分を使った大きな迷路を描きはじめました。「4月といえば私のお誕生日。だから大好きなティアラを作りたい!」と陽菜ちゃんは工作に夢中。作品はすべてのりで貼りつけられ、キャンバスを可愛らしく彩ります。また、健人くんが描いた太陽に陽菜ちゃんが目と口を描き足すなど、合作が生まれる瞬間も。最初は広く見えたキャンバスの余白も、いつの間にかカラフルなイラストや毛糸などで埋め尽くされていきました。

先生に聞く、子どもがもっとお絵かき好きになる方法

二人がお絵かきに夢中な間、望月先生にもお話を伺ってみました。親子でのお絵かき遊びの最中、子どもが「何を描いたらいいか分からない」なんて悩んでしまうシーンも多いはず。お絵かきをもっと楽しんでもらうために意識するべきポイントとはなんでしょうか?

「画材の選択肢をたくさん作ってあげると『これを使って描いてみたい!』と前のめりになってくれる生徒が多いです。絵具やクレヨンはもちろん、ジャンク品の機械を分解したものですら、お子さまにとっては立派な表現の道具になります。まずは親が『これも画材になるかも』と柔軟な思考をもつことが大事かもしれません。それでも描くものが思いつかない、という子には、粘土を渡すだけでもいいでしょう。手を動かすだけでもイメージが膨らむきっかけになりますよ」

「作業中の声かけも大事。例えば画材を用途と違う使い方をしていても、『それは違うよ』と否定するのはグッと堪えましょう。逆に、褒める時の心がけも大事。『上手だね』と完成度に注目するより、『素敵な色だね』『〇〇の絵を描いたんだね』などと、その子が選んだものを褒めてあげると、苦手意識を減らすことに繋がります」

力作が完成! “作者”2人に聞く、お気に入りポイント

休むことなく絵を描き続け、あっという間にお片付けの時間に。「紙を切るのが楽しかった!かわいいティアラが作れてよかったし、蝶々の絵もお気に入り」とご満悦の陽菜ちゃんと、「迷路を頑張って描いたよ! 毛糸をたくさん貼り付けるのも楽しかったな」と達成感あふれる表情の健人くん。最初は人見知りだった二人の距離も一気に縮まったようです。

最後に、望月さんにも感想を伺いました。
「最初に伝えた『新学期』『春』というテーマにとらわれすぎない自由な表現が、見ていて楽しかったですね。毛糸をのりで貼りつけたり、両面テープでキャンバスを横断したりと、画材を本来の用途とは違う使い方をしているのも興味深くて。これは知識をたくさん吸収する前の年齢だからこそできること。そんな形にとらわれない自由な発想を、お兄さんお姉さんになっても大切にしてくれたらうれしいですね」

PROFILE

アートルームルミエール
5歳から高校生までが通うアートスクール。決まったクラスやプログラムがなく、絵画からLINEスタンプの作成までさまざまな表現を自由に行えるのが特徴。
〒235-0007神奈川県横浜市磯子区西町12-1-206
Photo:Sogen Takahashi
Text:Koki Yamanashi