MASTER PIECE A POINT OF REACH

ひとつの到達点。

WR819P

RUNWALK(ランウォーク)MASTER PIECE WR819P RUNWALK(ランウォーク)MASTER PIECE WR819P Runwalk

Runwalkの歴史を語る上で外せない、ビジネスシューズの定番「WR819P」。
その開発に深く関わった担当者のエピソードや熱い情熱を通して、
多くのビジネスパーソンに認められたWR819Pの魅力や機能をご紹介します。

開発者が語る「WR819P」の魅力とは。“ビジネスシューズの常識を、
根底から変えていく”

RUNWALK(ランウォーク)MASTER PIECE WR819P
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W R 8 1 9 P はひとつの到達点。

RUNWALK(ランウォーク)MASTER PIECE WR819P
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RUNWALK(ランウォーク)MASTER PIECE WR819P

TECHNOLOGY

  • RUNWALK(ランウォーク)MASTER PIECE WR819P

    高級感ある質感

    合皮と比べて優れた伸縮性や通気性をもつ天然皮革。上質な牛革は履き込むほどに足に馴染み、丁寧に手入れすることで色合いや手触りに深い味わいが生まれます。

  • RUNWALK(ランウォーク)MASTER PIECE WR819P

    衝撃緩衝材「GEL」

    ヒール部分のラバーカップ内に衝撃緩衝材「GEL」と「スピーバ」を搭載。優れたクッション性を発揮します。

  • RUNWALK(ランウォーク)MASTER PIECE WR819P

    オーソライト中敷

    ランニングシューズにも採用されている「オーソライト中敷」を使用。表面には吸放湿性ポリマーをコーティングし、靴内のムレ感を軽減します。

RUNWALK(ランウォーク)MASTER PIECE WR819P
MASTER PIECE WR819P interview 大久 司

INTERVIEW

アシックス商事株式会社
国内事業統括部 事業戦略本部
事業戦略チーム マネージャー

大久 司Tsutomu Ohisa

発売以来、数多くのビジネスパーソンに選ばれ続けてきた「WR819P」。
その誕生に深く携わったアシックス社員にインタビューし、開発秘話や靴作りに込めた想いを聞いた。

MASTER PIECE WR819P interview 大久 司

スーツスタイルにマッチする
これまでにない一足を。

発売以来、多くの方にご愛用いただいているWR819P。その特徴を一言で表すなら、「履き心地の良さとスーツに合わせても遜色ない見た目を両立している」という点です。多くのビジネスパーソンの皆様がスポーツ用品メーカー・ASICSの革靴に期待されていること。それは、「スニーカーのような履き心地」ではないでしょうか。クッション感を得たいのであれば、例えばランニングシューズなどの靴底を参考にすることである程度実現できます。一方、スーツに合わせても遜色のない見た目、私はこれを品位や佇まいととらえていますが、これらを叶えるためにはパンツの裾幅や生地に合うボリューム感と艶感、そしてスーツ同様に立体感が重要になります。しかし、履き心地の実現と見た目の美しさは相反する要素があり、簡単に同居させることはできません。このノイズをなくし、スーツのスタイリングにマッチさせることができたからこそ、商品化後Runwalkの定番として約3万足、同じ靴底を採用した商品に至ってはWR819Pも含めて約61万足を世の中に送り出すことができたのだと思っています。

MASTER PIECE WR819P interview 大久 司

想像以上に困難だった、
美しさと機能の両立。

WR819Pの開発経緯は靴底、靴型、材料の3つの要素について話をする必要があります。まず着手したのは靴底の開発でした。新しい靴底は構想から発売まで約1〜2年の月日を要します。この靴底を採用した商品の発売が2014年ですので、構想は2012年くらいでしょうか。当時私はメンズチームのリーダーとして開発をリードしていました。Runwalkは取扱店も増えて一定の評価をいただいていたこともあり、社内でも成長株として期待されていましたが、同時にそれ以上にならず伸び悩んでいました。これまでの革靴にない履き心地を実現するためスポーツシューズで培った知的技術を取り入れてさまざまな靴底を開発してきましたが、見た目は良くも悪くもスニーカーのよう。トラディショナルなスーツスタイルと相性が良いとは言えません。お客様に一番近い販売スタッフやバイヤーの方にヒアリングを重ね、ようやく「革靴らしい美しさ」と「スニーカーのような履き心地」を両立できる靴底にたどり着くことができました。

MASTER PIECE WR819P interview 大久 司

時代を追うのではなく、
時代をリードしていく。

2つ目は靴型で、メンズファッションの緩やかな変化の流れを意識したことです。Runwalkが生まれたころはDCブランドになじみがある世代が中心顧客層であったことと、同じ価格帯の革靴における売れ筋はイタリアテイストが主流だったことから当社もその流れを追従していました。しかしそれは今その瞬間で、商品として発売される1〜2年後を想定したものではなく、徐々に時代遅れになります。ちょうどこの商品が生み出される前はスクエアトゥからラウンドトゥへの変遷期であり、英国的なテイストが注目されるようになってきたタイミングでもありました。新たなラインアップとしてラウンドトゥの靴型の採用を検討し始めたことをきっかけに、蓄積された約100万人分の足形計測のデータを参照して靴型の設計自体を根本的に見直しました。それが足を靴に履き入れた際のフィット感という形で表れたことが評価につながっているのだと思います。

気持ちまで充実させる、
唯一無二の革靴を。

そして3つ目。最後のピースは材料です。その中でも特に靴の表甲、アッパーに使われるレザーへのこだわりは尋常ではありません。スニーカーのような履き心地を得るためには、レザーのやわらかさが必要で、革の繊維をほぐす工程が必要となります。その反面スーツスタイルに相応しい艶を得るためには表面が平滑に整っていることも重要です。この相反する要素を両立させるため、Runwalkでは一度ほぐした繊維をもう一度まとめなおすという技術を用いることでこの難しい課題をクリアしました。
WR819Pは発売以来、本当に多くの方々にご使用いただいています。聞いた話なのですが、お医者様が「病棟を回診する際、革底の靴を履いて歩くと廊下にコツコツと音が響き渡り、患者さんを緊張させてしまうがこの靴ならば大丈夫」とRunwalkを選ばれたのだとか。
昨今、履き心地の悪い靴を探すほうが難しくなってきています。ですが、私たちが追い求めるのはそのさらに上のレベルです。履き心地がいいのは当然。履くことでその人の気持ち、そして人生までも最上のものにする。フィジカルのフィッティングからマインドへのフィッティングを充実させて、お客様の心身を充実させる唯一無二の存在になりたいと考えています。

SERIES LINEUP

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